関節リウマチ治療体系の現状は?

 

関節リウマチは、整形外科の中でも進歩が特に著しい分野のひとつです。まさに日進月歩なので、評価の確立した成書も無い状況です。日本リウマチ学会専門医でも月単位での情報をアップデートしている医師はそれほど多くないのではないでしょうか。

 

 

このような状況なので、初学者が関節リウマチをマスターしてアップデートしていくのは少しハードルが高くなってきています。現在のMTXと生物学的製剤を基本にした関節リウマチの治療体系を俯瞰するために、関節リウマチ治療実践バイブルは最もお勧めの書籍です。2~3回通読することで全体像を掴むことができます。

 

リウマチ病学テキストは、関節リウマチ治療実践バイブルが発刊するまでは関節リウマチの初学者に最もお勧めの書籍でした。関節リウマチだけではなく、膠原病も網羅されているので辞書的に使用すれば良いと思います。

関節エコー

 

生物学的製剤による治療体系のパラダイムシフトほどではないですが、診断や治療効果を判定するためのツールとして非常に重要性が増しています。リウマチ専門医にとって、関節エコーは内科医の聴診器のような存在です。マスターするには多数の症例を経験するしかないですが、基礎となる知識を習得するために下記の書籍はお勧めです。

治療

 

近年、MTXや生物学的製剤を早期から用いれば、関節リウマチを寛解(症状がほぼ無くなった状態)にもっていくことも夢ではなくなりました。関節リウマチ治療のアンカードラックとしてMTXの重要性はますます高まっています。MTX使用法の習得のために、メトトレキサート(MTX)診療ガイドライン2011年版は必読です。また、生物学製剤について俯瞰するためには、松原先生の書籍を一読するとよいでしょう。

関節リウマチの治療でよく使用する薬剤の略語

 

関節リウマチのカルテは、記載するべき事項が多いです。
各種検査の数値、画像所見、SDAI, DAS28-ESRなどの疾患活動性の評価等々・・・。


関節リウマチの治療でよく使用する薬剤は略語で記載する方がスムーズです。慣れないと紛らわしいので、下記にまとめてみました。


レミケード ⇒ インフリキシマブ(INF)
エンブレル ⇒ エタネルセプト(ETN)
ヒュミラ  ⇒ アダリムマブ(ADA)
アクテムラ ⇒ トシリズマブ(TCZ)
オレンシア ⇒ アバタセプト(ABA)
シンポニー ⇒ ゴリムマブ(GLM)

リウマトレックス ⇒ メトトレキサート(MTX)
サラゾピリン   ⇒ サラゾスルファピリジン(SASP)
アラバ      ⇒ レフルノミド(LEF)

プレドニン ⇒ プレドニゾロン(PSL)


略語はカルテ記載にとどめ、論文を書く際には使用しない方がよいでしょう
 
 

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